2009年05月27日

臭いの記憶

こんにちは。つぐみのみ、です。

大麦を干していると
馴染みのオッチャンが磁石にひかれるようにしてやってきて
大麦の束の中に顔を埋めたんでした。



どうしたんですか。

聞けば「いやぁ。この臭いがねぇ。懐かしくって」と。
しきりに麦束に顔をつけては
クンクンクンクン臭いをかいでいます。

「昔は大麦をご飯にしたモンだよ。
米1に対して、麦は2か3くらいの割合で。
今は贅沢だよ」
とおっしゃいます。

米100%のご飯は贅沢なんですね。
ぜんぜん贅沢とは思っていなかったけれど。
贅沢と思わずに贅沢しているのは
何となくもったいないですね。
今度からご飯を食べるときは
王様気分で食べることにします。

ところで、どうやって麦ご飯にすれば良いでしょう。

知り合いのバッチャンに聞いてみたら
「脱穀して押すだよねぇ。
どうやって押すだか知らないけど」とのお答え。

そこが肝心なところです…。
  


Posted by たびんちゅ at 23:55Comments(5)