2009年05月15日

草を耕す

こんにちは。つぐみのみ、です。

日に日に太陽が力強さを増していますね。
草もぐんぐん背を伸ばしています。

これからの季節は草との戦いです。
篤農は草を見ずして草を取る
なんて言われるけれど、とてもとても。

負け惜しみではないけれど、
主観的には草を見ずして草を取るよりは
草がある程度伸びたところで取る方が好きです。

ある程度草を伸ばしてから根っこごととることで
作物の根もとに酸素を供給できると思うからです。
雑草を抜いた後の土はフカフカして気持ち良さそうなんです。

というわけで、私が草取りに好んで使うのは備中鍬。
先がフォークのように割れている鍬です。
ちょうど炊きたてのご飯を混ぜっ返すときのような感覚で
空気を送り込むようにホロホロと土を引っ掻き回していきます。
このとき、草の根がほどけることで
土がよりほぐれていくような感じが好きなんですよね。

作物がウ~ン、って伸びをするのを想像して
嬉しくなります。

ハァ、それにしてもこの腰痛。
私のをほぐしてくれる人はおらんのかね。
いつかキャベツの妖精が恩返しに…
来ないだろうな。

  


Posted by たびんちゅ at 23:23Comments(4)