2009年04月30日
助っ人きたる

こんにちは。つぐみのみ、です。
実はシミフェスと一緒にもうひとつ
やって来たものがありました。
なんと、“み”の両親。
横浜から遠路はるばる駆けつけてくれました。
シミフェスの準備がそろそろ気になってきた26日、
早朝一番で横浜の実家には一枚のFAXが。
何事か、と思ったウチの両親が覗き込んでみると
ジュースラベルのラフ案が3つ並んでいましたとさ。
おや、と思っている傍から電話が鳴って
「見た?どれがいい?!」とは愛娘の“み”の声。
「久々に電話してきてほかに言うことはないのか。
しかも休日の朝6時からFAX流すな」
と、思ったでしょうな…。
ところが、子が子なら親も親。
もらった電話で、
「あら、“み”なの。
そんなことより、29日からそっち遊びに行ってい~い?」
と欲しい答えとはまったく別の回答。
「29日はシミフェスで忙しいです。
清水のフェスティバルで野菜直売のブースを出すので
29日に来て売り子を手伝うか、日を改めるか
どちらかにして下さい」とにべもない返事を返すと
しばし電話の向こうで相談の後、
「あそ、じゃあ29日に行って手伝うほうで」
というわけで、忙しいさなかに来てくれました。
旅好き高じて、いつも風来坊のような旅をしている人たちなので
いつ着くのやら、いつ帰るのやら。
あまり当てにしていなかったのですが、
働く、働く。
いやはや助かりましたぁ。
シミフェスの売り子はもとより、
今日は障子の張替え、水道の水漏れの修理、
庭の草取り、果ては廊下の雑巾掛けまで。
「やりたいなぁ。でも時間ないなぁ」と思いながら
やりかけては中途半端になっていたこと全部、
どぅわぁぁ~と片付けてくれました。
凄いなあ。
ピカリ~ン、とした家の中で
生まれて初めて
「もしかしたら私は橋の下で拾ってきた子かもしれんな…」
と思いました。
実はシミフェスと一緒にもうひとつ
やって来たものがありました。
なんと、“み”の両親。
横浜から遠路はるばる駆けつけてくれました。
シミフェスの準備がそろそろ気になってきた26日、
早朝一番で横浜の実家には一枚のFAXが。
何事か、と思ったウチの両親が覗き込んでみると
ジュースラベルのラフ案が3つ並んでいましたとさ。
おや、と思っている傍から電話が鳴って
「見た?どれがいい?!」とは愛娘の“み”の声。
「久々に電話してきてほかに言うことはないのか。
しかも休日の朝6時からFAX流すな」
と、思ったでしょうな…。
ところが、子が子なら親も親。
もらった電話で、
「あら、“み”なの。
そんなことより、29日からそっち遊びに行ってい~い?」
と欲しい答えとはまったく別の回答。
「29日はシミフェスで忙しいです。
清水のフェスティバルで野菜直売のブースを出すので
29日に来て売り子を手伝うか、日を改めるか
どちらかにして下さい」とにべもない返事を返すと
しばし電話の向こうで相談の後、
「あそ、じゃあ29日に行って手伝うほうで」
というわけで、忙しいさなかに来てくれました。
旅好き高じて、いつも風来坊のような旅をしている人たちなので
いつ着くのやら、いつ帰るのやら。
あまり当てにしていなかったのですが、
働く、働く。
いやはや助かりましたぁ。
シミフェスの売り子はもとより、
今日は障子の張替え、水道の水漏れの修理、
庭の草取り、果ては廊下の雑巾掛けまで。
「やりたいなぁ。でも時間ないなぁ」と思いながら
やりかけては中途半端になっていたこと全部、
どぅわぁぁ~と片付けてくれました。
凄いなあ。
ピカリ~ン、とした家の中で
生まれて初めて
「もしかしたら私は橋の下で拾ってきた子かもしれんな…」
と思いました。
Posted by たびんちゅ at
23:27
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2009年04月29日
シミフェス、後日談。

こんにちは。つぐみのみ、です。
シミフェスが終わりました。
たくさんの方とお話しできて本当に楽しかったです。
ご来店いただいた方々、どうもありがとうございました。
さてさて、シミフェス。
つぐみの初イベントは滞りなく無事、終了いたしました。
と言いたいところですが、実際は滞りっぱなしでした。
そもそもの発端は忘れ物。
まずは釣銭。
前日になって「釣銭作っておくの忘れた!」
と思ったときには時すでに遅し。
もう銀行が空いている時間ではないし、
閉店間際の百円均一をハシゴして
一万円札で商品一個買う、という
大迷惑な芸当をあちこちで披露し、
そうまでして作った小銭なのに…
忘れました。
それだけならまだしも。
この日に間に合うように徹夜までして作った
ニンジンジュースのラベル。
テーブルの隅にテーブルのへりと平行になるように
見た目もきちんと揃えて置いておいたのに…
忘れました。
なんせ、シミフェスは野菜が品薄で
ニンジンジュースを売りにきたようなもの。
しかも、「白ラベルでマイラベルを作ろう」を
目玉企画にしていてブースの約半分のスペースを
これに当てようという腹積もりでいたので、
ラベルがなくっちゃ始まらない。
開始時間直前になって大慌てでとりに行きました。
片道50km、約1時間半。
行って帰って3時間。
戻ってきたら正午をゆうに回っていて
私のお絵かきスペースは野菜に侵出され
しかもラベル無しでもニンジンジュースは結構売れているという報を受け
――哀れなつぐみのみ、でございました。
けれど、たくさんのお客さんと交流できたし
隣のブースの松永さんもとても優しい方で
本当に楽しかった。
来年もまた出たいなぁ。
今度こそ、忘れ物がないように準備するぞ!
シミフェスが終わりました。
たくさんの方とお話しできて本当に楽しかったです。
ご来店いただいた方々、どうもありがとうございました。
さてさて、シミフェス。
つぐみの初イベントは滞りなく無事、終了いたしました。
と言いたいところですが、実際は滞りっぱなしでした。
そもそもの発端は忘れ物。
まずは釣銭。
前日になって「釣銭作っておくの忘れた!」
と思ったときには時すでに遅し。
もう銀行が空いている時間ではないし、
閉店間際の百円均一をハシゴして
一万円札で商品一個買う、という
大迷惑な芸当をあちこちで披露し、
そうまでして作った小銭なのに…
忘れました。
それだけならまだしも。
この日に間に合うように徹夜までして作った
ニンジンジュースのラベル。
テーブルの隅にテーブルのへりと平行になるように
見た目もきちんと揃えて置いておいたのに…
忘れました。
なんせ、シミフェスは野菜が品薄で
ニンジンジュースを売りにきたようなもの。
しかも、「白ラベルでマイラベルを作ろう」を
目玉企画にしていてブースの約半分のスペースを
これに当てようという腹積もりでいたので、
ラベルがなくっちゃ始まらない。
開始時間直前になって大慌てでとりに行きました。
片道50km、約1時間半。
行って帰って3時間。
戻ってきたら正午をゆうに回っていて
私のお絵かきスペースは野菜に侵出され
しかもラベル無しでもニンジンジュースは結構売れているという報を受け
――哀れなつぐみのみ、でございました。
けれど、たくさんのお客さんと交流できたし
隣のブースの松永さんもとても優しい方で
本当に楽しかった。
来年もまた出たいなぁ。
今度こそ、忘れ物がないように準備するぞ!
Posted by たびんちゅ at
19:26
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2009年04月28日
シミフェスがやってくる

こんにちは。つぐみのみ、です。
いよいよ明日はシミフェスです。
いやはや今日まで大変でした~。
直前になっても看板ができていない、
出品予定のニンジンジュースのラベルもできていない、
で、焦った担当者(つぐみのみ)の不機嫌続き。
夜中まで起きていて朝は起きないわ、
食事はテキトーだわ、
文房具やら紙切れやらが散らかった部屋はシッチャカメッチャカ。
挙句の果てに昨日は「頭が痛い」とはやばや寝込み、
放蕩の巻き添えをくったつぐは
痩せこけて目の下に隈ができちまいました。
かわいそうなり。
あ、私のせいでした。ごめんなさい。
今日は午後から野菜の収穫、
出荷作業を終えると早くも日付が変りそうな時刻です。
それでもなんとか、明日を迎えられそうでホッとしています。
お客さんが来てくれなかったらどうしようとか、
売れすぎて品が足りなかったらどうしようとか(いやいや)、
結局どちらに転んでも心配ばかりしています。
シミフェスはコンセプトにエコロジーを謳っていますので、
いつもはビニール袋に入れる野菜も
今回は結束テープだけで販売します。
お客さんに声をかけながら新聞紙でクルクルって包むの、
楽しみだなぁ。
小豆、大豆、香り米、むかごは量り売りします。
お客さんと「あのくらい?このくらい?」とか言いながら売るの、
楽しみだなぁ。
今回一番の目玉商品のニンジンジュースは
白紙のラベルもご用意しています。
世界にひとつだけしかないオリジナルラベルを一緒に作りましょう。
お客さんとはしゃぎながらイラスト描くの、
楽しみだなぁ。
(あ、そういうの苦手っていうお客様には
つぐみ作のラベルもご用意しています。)
というわけで、明日はたくさんの人との出会いを
楽しみにしています。
いよいよ明日はシミフェスです。
いやはや今日まで大変でした~。
直前になっても看板ができていない、
出品予定のニンジンジュースのラベルもできていない、
で、焦った担当者(つぐみのみ)の不機嫌続き。
夜中まで起きていて朝は起きないわ、
食事はテキトーだわ、
文房具やら紙切れやらが散らかった部屋はシッチャカメッチャカ。
挙句の果てに昨日は「頭が痛い」とはやばや寝込み、
放蕩の巻き添えをくったつぐは
痩せこけて目の下に隈ができちまいました。
かわいそうなり。
あ、私のせいでした。ごめんなさい。
今日は午後から野菜の収穫、
出荷作業を終えると早くも日付が変りそうな時刻です。
それでもなんとか、明日を迎えられそうでホッとしています。
お客さんが来てくれなかったらどうしようとか、
売れすぎて品が足りなかったらどうしようとか(いやいや)、
結局どちらに転んでも心配ばかりしています。
シミフェスはコンセプトにエコロジーを謳っていますので、
いつもはビニール袋に入れる野菜も
今回は結束テープだけで販売します。
お客さんに声をかけながら新聞紙でクルクルって包むの、
楽しみだなぁ。
小豆、大豆、香り米、むかごは量り売りします。
お客さんと「あのくらい?このくらい?」とか言いながら売るの、
楽しみだなぁ。
今回一番の目玉商品のニンジンジュースは
白紙のラベルもご用意しています。
世界にひとつだけしかないオリジナルラベルを一緒に作りましょう。
お客さんとはしゃぎながらイラスト描くの、
楽しみだなぁ。
(あ、そういうの苦手っていうお客様には
つぐみ作のラベルもご用意しています。)
というわけで、明日はたくさんの人との出会いを
楽しみにしています。
Posted by たびんちゅ at
23:58
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2009年04月27日
薪割り楽し

今年の冬は憧れの薪ストーブで過ごせるよう
時間を見つけてはせっせと薪を割っています。

薪はちゃんと乾燥してないと燃やしてもあまり暖かくないらしい。
だから1年くらいかけてゆっくり乾燥させたものを使うのだそう。
写真の斧で割るんだけど
面白いもので力を入れて振り下ろしても割れないのに
力を抜いて斧の重さにまかせて落とすときれいに割れるのです。
ここに当てなきゃと思うと的をはずし
何も考えなければど真ん中。
力を入れつつ力を入れず、
考えつつも考えない。
なんだか禅の修業しているよう。
楽しくて時間を忘れてしまいます。
時間を見つけてはせっせと薪を割っています。
薪はちゃんと乾燥してないと燃やしてもあまり暖かくないらしい。
だから1年くらいかけてゆっくり乾燥させたものを使うのだそう。
写真の斧で割るんだけど
面白いもので力を入れて振り下ろしても割れないのに
力を抜いて斧の重さにまかせて落とすときれいに割れるのです。
ここに当てなきゃと思うと的をはずし
何も考えなければど真ん中。
力を入れつつ力を入れず、
考えつつも考えない。
なんだか禅の修業しているよう。
楽しくて時間を忘れてしまいます。
Posted by たびんちゅ at
23:13
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2009年04月26日
種籾、お風呂に入る。

こんにちは。つぐみのみ、です。
先日から水に浸けていた種籾が動き出しました。
発見したのは、一昨日の夜。
水を取り替えていたつぐが
「あら。もう芽を出しているのがあるぞ。
大変だ。今日にも風呂に入れてやんなきゃ」
と言い出したのです。
消毒した種を水に浸けている期間の目安は
水温の積算温度で100℃くらい、と言われています。
つまり、10℃の水に浸けたら…
×10日で100℃という計算です。
初日に測ったら水温が15℃くらいだったので
100℃÷15℃≒7日。
一週間くらいを予定していたのですが、
予定より少し早まったようです。
というわけで、その夜にはお風呂へ。
といっても、お湯に浸けるわけではありません。
だいたい20~25℃くらいの環境で一晩置いて
少しだけ芽が出たような状態に揃えるのです。
これにお風呂場を利用するんですね。
残り湯に台を置き、湯に直接つからないようにして
温めてやります。
翌朝にはぷくっと膨らんで可愛らしくなっていました。
それを今度は新聞紙の上で一日かけて乾かし、
今日になってようやく土の中に播くに至りました。
慣れていればどうということはないことばかりなのでしょうが、
何せ新米農家。
研修先で頂いたレシピを片手に右往左往しているので
手際がまったくなっていません。
やりかけた途中で
「あれが要った、これが要った」とものを探し始めたりする始末で
簡単なことに手間取ります。
やれやれ。
とにかくも、今年もなんとか種籾たちは無事、
土のベッドに召されました。
芽が出てくるのが楽しみです。
(いやいや、もう芽を出してはいるのですが、
土の中から芽が出ているのを発見するのは
いつも格別の喜びなんですよ)。
先日から水に浸けていた種籾が動き出しました。
発見したのは、一昨日の夜。
水を取り替えていたつぐが
「あら。もう芽を出しているのがあるぞ。
大変だ。今日にも風呂に入れてやんなきゃ」
と言い出したのです。
消毒した種を水に浸けている期間の目安は
水温の積算温度で100℃くらい、と言われています。
つまり、10℃の水に浸けたら…
×10日で100℃という計算です。
初日に測ったら水温が15℃くらいだったので
100℃÷15℃≒7日。
一週間くらいを予定していたのですが、
予定より少し早まったようです。
というわけで、その夜にはお風呂へ。
といっても、お湯に浸けるわけではありません。
だいたい20~25℃くらいの環境で一晩置いて
少しだけ芽が出たような状態に揃えるのです。
これにお風呂場を利用するんですね。
残り湯に台を置き、湯に直接つからないようにして
温めてやります。
翌朝にはぷくっと膨らんで可愛らしくなっていました。
それを今度は新聞紙の上で一日かけて乾かし、
今日になってようやく土の中に播くに至りました。
慣れていればどうということはないことばかりなのでしょうが、
何せ新米農家。
研修先で頂いたレシピを片手に右往左往しているので
手際がまったくなっていません。
やりかけた途中で
「あれが要った、これが要った」とものを探し始めたりする始末で
簡単なことに手間取ります。
やれやれ。
とにかくも、今年もなんとか種籾たちは無事、
土のベッドに召されました。
芽が出てくるのが楽しみです。
(いやいや、もう芽を出してはいるのですが、
土の中から芽が出ているのを発見するのは
いつも格別の喜びなんですよ)。
Posted by たびんちゅ at
23:29
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2009年04月25日
種まき三昧

こんにちは。つぐみのみ、です。
4月。農家には苦しい時期です。
ちょうど冬の野菜と春の野菜の境目で、
野菜がとれなくなる時期なんですね。
出荷ナシ。つまり、収入ナシ。
じゃあ、毎日何してるの?
良い質問です。
正解は種まき、です。
本当に来る日も来る日も種を播いています。
春の分と、初夏の分と、夏の分。ともすると秋の分まで。
果菜類は葉物と違って苗で育てる期間が長いので
冬や春先にはもう種まきがスタートします。
一方で、つぐは今日も圃場の準備に出かけていきます。
肥料をまいたりトラクターをかけたりということも
同時進行でやらなくちゃならんのです。
で、今日もせっせと播いていると
向こうからハチノヘさんがやってきました。
ハチノヘさん。
会社を引退して去年からこちらにいらした
八戸出身のおじさんで、
自家用分だけの小さな畑を耕す悠々自適の人です。
ハチノヘさんが
「何を播いているんだい?」と聞くので、
「夏野菜だよ」と答えると、
「種からやるのか。偉いなあ」と誉めてくれます。
嬉しいなぁ。
「ハチノヘさんは播かんの?」と聞くと、
「うちらはちぃとだもの。苗さ買ってくるだ」と言うので、
「苗づくりも面白いよ」と返すと
「わしらアオムシじゃあるまいし
連れ合いとふたりで草ばっかり食うとられん。
種で1粒2粒下さいというわけにもいかんが、
トマトでもキュウリでも1株2株で多すぎるくらいだもの」と言う。
なるほど「アオムシじゃあるまいし」とは上手い言い草だな。
百姓が「シマウマじゃあるまいし」ではダメなんである。
「アオムシじゃあるまいし」とは
「そんなに小さな体でうちらの野菜をパクパクパクパクよう食べよる」という
小さな非難と感嘆がこもった皮肉なんである。
ハチノヘさんに座布団一枚。
4月。農家には苦しい時期です。
ちょうど冬の野菜と春の野菜の境目で、
野菜がとれなくなる時期なんですね。
出荷ナシ。つまり、収入ナシ。
じゃあ、毎日何してるの?
良い質問です。
正解は種まき、です。
本当に来る日も来る日も種を播いています。
春の分と、初夏の分と、夏の分。ともすると秋の分まで。
果菜類は葉物と違って苗で育てる期間が長いので
冬や春先にはもう種まきがスタートします。
一方で、つぐは今日も圃場の準備に出かけていきます。
肥料をまいたりトラクターをかけたりということも
同時進行でやらなくちゃならんのです。
で、今日もせっせと播いていると
向こうからハチノヘさんがやってきました。
ハチノヘさん。
会社を引退して去年からこちらにいらした
八戸出身のおじさんで、
自家用分だけの小さな畑を耕す悠々自適の人です。
ハチノヘさんが
「何を播いているんだい?」と聞くので、
「夏野菜だよ」と答えると、
「種からやるのか。偉いなあ」と誉めてくれます。
嬉しいなぁ。
「ハチノヘさんは播かんの?」と聞くと、
「うちらはちぃとだもの。苗さ買ってくるだ」と言うので、
「苗づくりも面白いよ」と返すと
「わしらアオムシじゃあるまいし
連れ合いとふたりで草ばっかり食うとられん。
種で1粒2粒下さいというわけにもいかんが、
トマトでもキュウリでも1株2株で多すぎるくらいだもの」と言う。
なるほど「アオムシじゃあるまいし」とは上手い言い草だな。
百姓が「シマウマじゃあるまいし」ではダメなんである。
「アオムシじゃあるまいし」とは
「そんなに小さな体でうちらの野菜をパクパクパクパクよう食べよる」という
小さな非難と感嘆がこもった皮肉なんである。
ハチノヘさんに座布団一枚。
Posted by たびんちゅ at
05:06
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2009年04月24日
シミフェスに出店

つぐみ初のイベント参加!
4月29日(来週水曜)に行われるシミフェスに出店します。
JR清水駅 東口イベント広場 にて
10:00〜15:30
シミフェスは清水の町を盛り上げようと
地元有志が立ち上げたお祭りで
もう8回目になるそうです。
■エコロジーなまち
■エンジョイできるまち
■エネルギッシュなまち
をコンセプトに
野外ライブや環境ブース、
リユース食器を使った飲食ブース
等楽しそうな企画がたくさん。
特にゆいまーるさんの蜜ろうキャンドル作り、楽しそうです。
そして今年はオーガニックマーケットも始まるそうで、
ちゃっかり参加させてもらっちゃうことになりました。
ちょうど今、野菜の少ない時期で出せるものあるだか・・・、
と心配してましたが最近の陽気でなんとか大きくなってくれました。
野菜に大豆、ニンジンジュース等を携えて、
当日いろんな方と会えるのを楽しみにしてま~す!

玉ねぎ、ようやく玉になってきました。
4月29日(来週水曜)に行われるシミフェスに出店します。
JR清水駅 東口イベント広場 にて
10:00〜15:30
シミフェスは清水の町を盛り上げようと
地元有志が立ち上げたお祭りで
もう8回目になるそうです。
■エコロジーなまち
■エンジョイできるまち
■エネルギッシュなまち
をコンセプトに
野外ライブや環境ブース、
リユース食器を使った飲食ブース
等楽しそうな企画がたくさん。
特にゆいまーるさんの蜜ろうキャンドル作り、楽しそうです。
そして今年はオーガニックマーケットも始まるそうで、
ちゃっかり参加させてもらっちゃうことになりました。
ちょうど今、野菜の少ない時期で出せるものあるだか・・・、
と心配してましたが最近の陽気でなんとか大きくなってくれました。
野菜に大豆、ニンジンジュース等を携えて、
当日いろんな方と会えるのを楽しみにしてま~す!
玉ねぎ、ようやく玉になってきました。
Posted by たびんちゅ at
23:59
│Comments(5)
2009年04月22日
鶏、来たる(番外編)

こんにちは。つぐみのみ、です。
皆様、突然ですがサイレージってご存知ですか?
サイレージ。
「牛の餌のこと?」と思われた方、
私と同レベルですね。ふふん。
きちんと調べてみると(ってWikipediaの受け売りですが)
飼料作物(牧草など)を発酵させたものを
サイレージと言うんだそうです。
ちなみに、それを入れる倉庫や容器を
サイロと呼ぶそうな、世間では。
農家の触れ込みでそんなことも知らなかったつぐみのみ、
ガンバレ。
で、鶏と一緒に頂いてきた戦利品の中に
そのサイレージがあったのでございます。
ま、おからや何かを発酵させたものらしいのですが、
要は中身のどっぷり詰まったドラム缶です。
ご想像に難くない。
重いんです。
多分、100kg近くあるんじゃないかしら。
運び出すのが一苦労。
3人がかり(つぐと私と友人T←ここでも大活躍♪)で
押したり引いたり何とか軽トラに上げて運んできたは良いものの、
サテどうやっておろすか。
荷台のあおりを下ろして梯子をセットしたところで
思案顔の私とつぐを横目に
さすがに経験豊富なTさんは
「大丈夫だよ、そのまま転がり落とせば」と涼しい顔。
「え?大丈夫??」と不安げな荷台の上のつぐに
「大丈夫、大丈夫。ほれ、どすこ~い。行けッ!」と
太鼓判を押してくれました。
私とTさんは脇にのけて
つぐが押し出すとコロコロコロコロ転がったその先に、
あったんですなぁ。
自転車が私のとつぐのと並んで2台。
とっさにサイレージの軌道を計算して
「あ、つぐの自転車にぶつかる」とのほほ~んとした私の横で
Tさんは大慌てで駆け出して行って間一髪の直前で止めてくれました。
お見事!ナ~イスキャッチ!!
「つぐの自転車だからいいかなぁって思っちゃった」と舌を出す私に
つぐが白い目を向けるので
「人間なんてそんなモンよ。人間なんて」
と心の中で人類のせいにしました。
ちなみに“奮発して買った”私の自転車は約2万円で
いつも乗り回しているウチらの車が中古修理代込みで約6万。
件のつぐの自転車が一番高級で約12万円也。
皆様、突然ですがサイレージってご存知ですか?
サイレージ。
「牛の餌のこと?」と思われた方、
私と同レベルですね。ふふん。
きちんと調べてみると(ってWikipediaの受け売りですが)
飼料作物(牧草など)を発酵させたものを
サイレージと言うんだそうです。
ちなみに、それを入れる倉庫や容器を
サイロと呼ぶそうな、世間では。
農家の触れ込みでそんなことも知らなかったつぐみのみ、
ガンバレ。
で、鶏と一緒に頂いてきた戦利品の中に
そのサイレージがあったのでございます。
ま、おからや何かを発酵させたものらしいのですが、
要は中身のどっぷり詰まったドラム缶です。
ご想像に難くない。
重いんです。
多分、100kg近くあるんじゃないかしら。
運び出すのが一苦労。
3人がかり(つぐと私と友人T←ここでも大活躍♪)で
押したり引いたり何とか軽トラに上げて運んできたは良いものの、
サテどうやっておろすか。
荷台のあおりを下ろして梯子をセットしたところで
思案顔の私とつぐを横目に
さすがに経験豊富なTさんは
「大丈夫だよ、そのまま転がり落とせば」と涼しい顔。
「え?大丈夫??」と不安げな荷台の上のつぐに
「大丈夫、大丈夫。ほれ、どすこ~い。行けッ!」と
太鼓判を押してくれました。
私とTさんは脇にのけて
つぐが押し出すとコロコロコロコロ転がったその先に、
あったんですなぁ。
自転車が私のとつぐのと並んで2台。
とっさにサイレージの軌道を計算して
「あ、つぐの自転車にぶつかる」とのほほ~んとした私の横で
Tさんは大慌てで駆け出して行って間一髪の直前で止めてくれました。
お見事!ナ~イスキャッチ!!
「つぐの自転車だからいいかなぁって思っちゃった」と舌を出す私に
つぐが白い目を向けるので
「人間なんてそんなモンよ。人間なんて」
と心の中で人類のせいにしました。
ちなみに“奮発して買った”私の自転車は約2万円で
いつも乗り回しているウチらの車が中古修理代込みで約6万。
件のつぐの自転車が一番高級で約12万円也。
Posted by たびんちゅ at
23:30
│Comments(2)
2009年04月21日
鶏、来たる

こんにちは。つぐみのみ、です。
昨日、鶏が来ました。
農家の友人が手放すというので
頂いてきました。
鶏を飼うからには小屋がなくっちゃ始まりません。
そんな訳でここ数日、つぐは小屋作りにかかりきり。
枠組みが完成したところで交代し、
ネットは私が張りました。
長く使うものだから、と丁寧な仕事をし、
一日丸まる費やしてようやく完成。
我ながら「なかなかの出来栄えで結構結構コケコッコウ。
鶏クンたちもさぞかし喜ぶに違いない」
と鼻歌まじりで、鶏様御一行(って5羽だけど)をお迎えに。
行ってみると、餌箱やらくず米やらの付随品もいただけるとのこと。
大感激しつつ荷積みをするも、
なんせ軽トラですから積める量は知れています。
見かねた友人が「ウチのトラックも出すよ」と言ってくれ
結局、運搬まで手伝わせてしまいました。
恐れ多しや。ありがたや。
軽トラ2台連なって戻ってきた頃にはあたりは真っ暗。
さっそく荷ほどきにとりかかり、いざ鶏をおろす段になって
「あれ?この小屋…」と何か気付いたらしい友人が
居心地悪そうに言うことには
「明日の朝には鶏全部お亡くなりになっているかもしれません」とな。
聞いてみれば、
「まず、隙間が危険です。ほんの直径5㎝ほどの穴から
ヤツラ(鶏を狙う獣たち)は入ってくるだよ。
それから多分、金属のネットじゃないと噛み切られると思うよ」
と、教えてくれました。
安上がりと思ったビニールのネットがいけなかったか。
そして一日の労働…。ううっ。
とりあえず鶏クンたちには
運搬用の狭い籠に閉じ込められたまま玄関先にて
安全で不快適な一夜を過ごしてもらうことになりました。
これはあまりお気に召さなかったらしく、
夜通し「ケッ、ケッ、ケッ、ケッ」と
悪態をついていらっしゃいました。
何とか無事の一夜が明けて
再び今日もネット張り(涙)。
昨日、鶏が来ました。
農家の友人が手放すというので
頂いてきました。
鶏を飼うからには小屋がなくっちゃ始まりません。
そんな訳でここ数日、つぐは小屋作りにかかりきり。
枠組みが完成したところで交代し、
ネットは私が張りました。
長く使うものだから、と丁寧な仕事をし、
一日丸まる費やしてようやく完成。
我ながら「なかなかの出来栄えで結構結構コケコッコウ。
鶏クンたちもさぞかし喜ぶに違いない」
と鼻歌まじりで、鶏様御一行(って5羽だけど)をお迎えに。
行ってみると、餌箱やらくず米やらの付随品もいただけるとのこと。
大感激しつつ荷積みをするも、
なんせ軽トラですから積める量は知れています。
見かねた友人が「ウチのトラックも出すよ」と言ってくれ
結局、運搬まで手伝わせてしまいました。
恐れ多しや。ありがたや。
軽トラ2台連なって戻ってきた頃にはあたりは真っ暗。
さっそく荷ほどきにとりかかり、いざ鶏をおろす段になって
「あれ?この小屋…」と何か気付いたらしい友人が
居心地悪そうに言うことには
「明日の朝には鶏全部お亡くなりになっているかもしれません」とな。
聞いてみれば、
「まず、隙間が危険です。ほんの直径5㎝ほどの穴から
ヤツラ(鶏を狙う獣たち)は入ってくるだよ。
それから多分、金属のネットじゃないと噛み切られると思うよ」
と、教えてくれました。
安上がりと思ったビニールのネットがいけなかったか。
そして一日の労働…。ううっ。
とりあえず鶏クンたちには
運搬用の狭い籠に閉じ込められたまま玄関先にて
安全で不快適な一夜を過ごしてもらうことになりました。
これはあまりお気に召さなかったらしく、
夜通し「ケッ、ケッ、ケッ、ケッ」と
悪態をついていらっしゃいました。
何とか無事の一夜が明けて
再び今日もネット張り(涙)。
Posted by たびんちゅ at
17:53
│Comments(2)
2009年04月20日
2009年04月19日
たまの日曜日♪

こんにちは。つぐみのみ、です。
日曜日ですねぇ。
といってこの仕事、曜日は関係なくほとんど毎日稼動していますので、
土曜だ、日曜だ、祭日だ、とも言っていられないのが現実。
最近では土曜は「ゴミだしの日」なんて色気のない認識で、いやはや・・・。
ま、平日も土日のように休みっぱなしといえば
そのほうが当たっているかもしれませんが。
で、日曜日。
今日は珍しく休日らしく朝からケーキなんぞ焼いております。
ふっふっふ。なんと、今日はつぐパパの誕生日なんですよ。
いつもは仕事が気になって気になって
なかなか気持ちが休めることもないけれど、
今日は「だってつぐパパの年に一回の誕生日だもん!」を言い訳に
自分の誕生日でもないくせにの~んびりしています。
朝からケーキを焼く優雅さ。いつもの私は私じゃないのよッ!
思うに、最近どんどん日常に遅れていっているような。
1日にやりたいことが1日に収まりきらず、
今日の予定に遅刻しっぱなし。
そんな状態が辛いです。
あー、このあいだのお礼状書きたい。
あー、借りっぱなしの本を読みたい。
あー、帳簿のつけ方勉強したい。
余ってる野菜を冷凍保存にしたい。
窓ガラス掃除したい。
障子張り替えたい。
HP作りの勉強したい。
ジュースのラベル作りたい。
そんな「やらなきゃいけないこと」と「やりたいこと」の狭間にある
「あー、あー、あー」を引きずったまま日常を走るのは
なんだかタイヤを引きずりながら走っているようです。
タイヤはどんどん重くなるなぁ。
日曜日はそんなタイヤを軽くする絶好のチャンス!
たまの日曜日♪も大事です。
日曜日ですねぇ。
といってこの仕事、曜日は関係なくほとんど毎日稼動していますので、
土曜だ、日曜だ、祭日だ、とも言っていられないのが現実。
最近では土曜は「ゴミだしの日」なんて色気のない認識で、いやはや・・・。
ま、平日も土日のように休みっぱなしといえば
そのほうが当たっているかもしれませんが。
で、日曜日。
今日は珍しく休日らしく朝からケーキなんぞ焼いております。
ふっふっふ。なんと、今日はつぐパパの誕生日なんですよ。
いつもは仕事が気になって気になって
なかなか気持ちが休めることもないけれど、
今日は「だってつぐパパの年に一回の誕生日だもん!」を言い訳に
自分の誕生日でもないくせにの~んびりしています。
朝からケーキを焼く優雅さ。いつもの私は私じゃないのよッ!
思うに、最近どんどん日常に遅れていっているような。
1日にやりたいことが1日に収まりきらず、
今日の予定に遅刻しっぱなし。
そんな状態が辛いです。
あー、このあいだのお礼状書きたい。
あー、借りっぱなしの本を読みたい。
あー、帳簿のつけ方勉強したい。
余ってる野菜を冷凍保存にしたい。
窓ガラス掃除したい。
障子張り替えたい。
HP作りの勉強したい。
ジュースのラベル作りたい。
そんな「やらなきゃいけないこと」と「やりたいこと」の狭間にある
「あー、あー、あー」を引きずったまま日常を走るのは
なんだかタイヤを引きずりながら走っているようです。
タイヤはどんどん重くなるなぁ。
日曜日はそんなタイヤを軽くする絶好のチャンス!
たまの日曜日♪も大事です。
Posted by たびんちゅ at
10:31
│Comments(3)
2009年04月18日
リサイクル

ビニールハウスや水タンク等、
あるととっても便利なのだけど
買おうとすると結構高い。
けど農家の庭に転がっていたり
ビニールが破れたまま放置されたりもしている。
いつも車を運転しながらそんなものに目を光らせているので
自分の頭の中にかなり捨てられていそうなものマップが出来上がっている。
先日も運転しながら物置小屋にちょうど良いサイズのハウスを見つけてしまったので
近所の人から持ち主を聞きだし早速連絡。
安く譲ってもらえないかとお願いしたらタダで持っていっていいって。ラッキ~!

4m×10m位の手頃なサイズで二人で半日で解体。
これに遮光シートを張って物置になる予定。
これで野ざらしだった機械類もようやく雨宿りが出来ます。

解体中突然パイプからカエルがにょきっ。
今年の初ガエルです(撮影したのが)。
ちなみに水タンクを探していたところ
牧場で蟻酸(牧草の発酵に使うらしい)の入っている200ℓくらい入る
プラスチックのドラム缶がたくさん出るという情報を入手。
これを使えば水タンクに代用出来そうです。
あるととっても便利なのだけど
買おうとすると結構高い。
けど農家の庭に転がっていたり
ビニールが破れたまま放置されたりもしている。
いつも車を運転しながらそんなものに目を光らせているので
自分の頭の中にかなり捨てられていそうなものマップが出来上がっている。
先日も運転しながら物置小屋にちょうど良いサイズのハウスを見つけてしまったので
近所の人から持ち主を聞きだし早速連絡。
安く譲ってもらえないかとお願いしたらタダで持っていっていいって。ラッキ~!
4m×10m位の手頃なサイズで二人で半日で解体。
これに遮光シートを張って物置になる予定。
これで野ざらしだった機械類もようやく雨宿りが出来ます。
解体中突然パイプからカエルがにょきっ。
今年の初ガエルです(撮影したのが)。
ちなみに水タンクを探していたところ
牧場で蟻酸(牧草の発酵に使うらしい)の入っている200ℓくらい入る
プラスチックのドラム缶がたくさん出るという情報を入手。
これを使えば水タンクに代用出来そうです。
2009年04月18日
田んぼのことが始まります。

こんにちは。つぐみのみ、です。
今日は塩水選と温湯消毒をしました。
おッ。いっちょ前に専門用語なんか並べちゃって
いっちょ前の農家になった気がしますねぇ。
実はコレ、稲の種(籾/モミといいます)を播く前の定例行事なのです。
塩水に籾を入れて浮いてしまうものを取り除くのが塩水選、
そのあと湯水につけて消毒をすることを温湯消毒というんですね。
塩水の濃度や消毒時の温度や時間もきちっと決まっていて
なかなかに面倒な作業なのですが
これをやると「今年も始まったなぁ」と
ある種、年始にも似た改まった気持ちになります。
田んぼのことが始まると年が改まったのを実感し
餅つきで一年を締めくくる。
昔の人々にとって、米は単に主食という以上に
生活に入り込んだ何ものかであったのだろうなどと
しおらしくも思ってみたり。
ご関心がある方のために
以下、塩水選と温湯消毒の具体的なやり方を簡単にご紹介しておきますね。
玄関先に置いたバケツの中でも稲を育てることができるそうですよ。
食べるにはあまりに少しだけれど、観賞用には楽しいかもしれません。
バケツ一個なら籾50gくらいで適当だと思います。
塩水選:
①たらいに水を深めに張り、食塩を入れていく。
②ときどき生卵を入れて食塩濃度を確かめる。
濃度が濃くなるにつれて卵が浮いてくる。
種籾がもち米なら卵が水底で立ち上がるくらい、
普通の米なら卵が水面で横になり10円玉程度水面から顔を出すくらいが目安。
濃すぎたら水を足して薄めてください。
*卵は新鮮なものを使ってください。
*結構な量の塩が必要です。「まだかな、大丈夫かな」と心配になるけれど
大丈夫です。いつかは水面で卵が横になるときがきます。ガンバレ~。
③籾を入れてかき回し、浮いてきた籾を掬いとる。
*今回は用意した籾の1/3以上が浮いてしまいました。
使えるのは約半分と思って最初の籾を用意すると良いかもしれません。
④沈んだ籾を取り出して水洗いする。
温湯消毒:
①温度計で測って60℃の湯水を用意する。
*温度が高すぎると籾がゆで上がり、低ければ病原菌が死にません。
②塩水選で沈んだ籾を洗濯用ネットなどに入れて①の湯水に沈める。
*籾を湯水につけると水温が下がってしまうので、別にお湯を沸かしておいて
適宜熱湯を足すなり、コンロの上でやって火を調整するなりの工夫が必要です。
ちなみにウチではまず45℃くらいの温水につけて種籾を温めてから60℃に入れました。
60℃キープ、が「なんだか面倒臭い」の最大の原因で、我慢のしどころです。
③60℃のお湯に5~10分浸ける。
*ま、間をとって7分くらいでよいのではないかしらん。
④籾を引き上げたらすぐに冷水に浸して冷ます。中の方の籾もよ~く冷ます。
これで、終わりです。
そのあと籾は1週間ほど水につけてから播くことになります。
目覚めよ、種籾!
今日は塩水選と温湯消毒をしました。
おッ。いっちょ前に専門用語なんか並べちゃって
いっちょ前の農家になった気がしますねぇ。
実はコレ、稲の種(籾/モミといいます)を播く前の定例行事なのです。
塩水に籾を入れて浮いてしまうものを取り除くのが塩水選、
そのあと湯水につけて消毒をすることを温湯消毒というんですね。
塩水の濃度や消毒時の温度や時間もきちっと決まっていて
なかなかに面倒な作業なのですが
これをやると「今年も始まったなぁ」と
ある種、年始にも似た改まった気持ちになります。
田んぼのことが始まると年が改まったのを実感し
餅つきで一年を締めくくる。
昔の人々にとって、米は単に主食という以上に
生活に入り込んだ何ものかであったのだろうなどと
しおらしくも思ってみたり。
ご関心がある方のために
以下、塩水選と温湯消毒の具体的なやり方を簡単にご紹介しておきますね。
玄関先に置いたバケツの中でも稲を育てることができるそうですよ。
食べるにはあまりに少しだけれど、観賞用には楽しいかもしれません。
バケツ一個なら籾50gくらいで適当だと思います。
塩水選:
①たらいに水を深めに張り、食塩を入れていく。
②ときどき生卵を入れて食塩濃度を確かめる。
濃度が濃くなるにつれて卵が浮いてくる。
種籾がもち米なら卵が水底で立ち上がるくらい、
普通の米なら卵が水面で横になり10円玉程度水面から顔を出すくらいが目安。
濃すぎたら水を足して薄めてください。
*卵は新鮮なものを使ってください。
*結構な量の塩が必要です。「まだかな、大丈夫かな」と心配になるけれど
大丈夫です。いつかは水面で卵が横になるときがきます。ガンバレ~。
③籾を入れてかき回し、浮いてきた籾を掬いとる。
*今回は用意した籾の1/3以上が浮いてしまいました。
使えるのは約半分と思って最初の籾を用意すると良いかもしれません。
④沈んだ籾を取り出して水洗いする。
温湯消毒:
①温度計で測って60℃の湯水を用意する。
*温度が高すぎると籾がゆで上がり、低ければ病原菌が死にません。
②塩水選で沈んだ籾を洗濯用ネットなどに入れて①の湯水に沈める。
*籾を湯水につけると水温が下がってしまうので、別にお湯を沸かしておいて
適宜熱湯を足すなり、コンロの上でやって火を調整するなりの工夫が必要です。
ちなみにウチではまず45℃くらいの温水につけて種籾を温めてから60℃に入れました。
60℃キープ、が「なんだか面倒臭い」の最大の原因で、我慢のしどころです。
③60℃のお湯に5~10分浸ける。
*ま、間をとって7分くらいでよいのではないかしらん。
④籾を引き上げたらすぐに冷水に浸して冷ます。中の方の籾もよ~く冷ます。
これで、終わりです。
そのあと籾は1週間ほど水につけてから播くことになります。
目覚めよ、種籾!
Posted by たびんちゅ at
04:40
│Comments(2)
2009年04月16日
木を伐る

うちのすぐ裏にあるヒノキ林の持ち主から
自分で切るなら間伐材くれるということになり
先日白糸の滝近辺で有機農業兼林業を営むIさんに
チェーンソーの使い方から木の伐り方まで教えてもらいました。
自分が木を伐れるようになるなんてまるで夢のよう。
これで薪も取り放題だし小屋も建てれます!
百姓力アップ!!
しかしやってみるとなかなか難しいもので、
Iさんが伐ってるのをみるととてもスムーズで簡単そうにみえるけど
自分でやってみると切り倒す瞬間がすごく怖くて
ビビるとチェーンソーが木にかんで動かなくなってしまうし
思い切りやると倒れた木にチェーンソーが踏まれてしまうし
思っていたほど簡単ではなかったです。
一人で伐れるようになるにはもうしばらく時間がかかりそう。
とにかく今日伐った木で作業小屋を建てるんだ~。

自分で切るなら間伐材くれるということになり
先日白糸の滝近辺で有機農業兼林業を営むIさんに
チェーンソーの使い方から木の伐り方まで教えてもらいました。
自分が木を伐れるようになるなんてまるで夢のよう。
これで薪も取り放題だし小屋も建てれます!
百姓力アップ!!
しかしやってみるとなかなか難しいもので、
Iさんが伐ってるのをみるととてもスムーズで簡単そうにみえるけど
自分でやってみると切り倒す瞬間がすごく怖くて
ビビるとチェーンソーが木にかんで動かなくなってしまうし
思い切りやると倒れた木にチェーンソーが踏まれてしまうし
思っていたほど簡単ではなかったです。
一人で伐れるようになるにはもうしばらく時間がかかりそう。
とにかく今日伐った木で作業小屋を建てるんだ~。
2009年04月14日
嫁でございます。

はじめまして。
つぐみの嫁の“み”でございます。
去る4月4日に無事、入籍しました。
ご心配をおかけしました皆様、
ようやく落ち着きました・・・。
本当ならば1月23日だったはずの入籍日。
ということは年明けくらいからはウキウキしていてよいはずが
なぜか喧嘩続きで迎えた入籍前夜、
それまでの小競り合いがついに大戦争に発展して
あえなく第一予定日は流れ去ったのでした。
やれやれ。どんな戦争にも犠牲はつきものらしい。
その後もなんだかんだと先送り、
「良い日和」を待っては過ぎていった日々。
東京住民にとっての東京タワーと同じようなもので
「私たちは結婚式もしないし、いつでもいい」
と思うと逆にいつまでもできないものですね。
実家の母の
「4月4日はシアワセの日で大安だから良い」
という半ば無理矢理な理屈を真に受けて
土曜日にもかかわらずノコノコ出かけて行きました。
その帰り道のふたりの会話。
み : シアワセの日といっても
2009年4月4日って9も4も盛りだくさんで
本当に縁起いいのかなぁ。
2人9るしんで4ぬ4ぬ、とか。
つぐ: 29しみあって、という手もある。
み : ・・・
(ふたりで苦しんでもまだ救いはあるが
憎しみあったらオシマイじゃ!)
つぐ: ・・・
(そもそも誰が言い出したんじゃ!)
み : 平成21年4月4日は
2人1ッしょにシアワセ!!
相変わらず前途多難なふたりのようです。
今後ともよろしくお願いいたします。
つぐみの嫁の“み”でございます。
去る4月4日に無事、入籍しました。
ご心配をおかけしました皆様、
ようやく落ち着きました・・・。
本当ならば1月23日だったはずの入籍日。
ということは年明けくらいからはウキウキしていてよいはずが
なぜか喧嘩続きで迎えた入籍前夜、
それまでの小競り合いがついに大戦争に発展して
あえなく第一予定日は流れ去ったのでした。
やれやれ。どんな戦争にも犠牲はつきものらしい。
その後もなんだかんだと先送り、
「良い日和」を待っては過ぎていった日々。
東京住民にとっての東京タワーと同じようなもので
「私たちは結婚式もしないし、いつでもいい」
と思うと逆にいつまでもできないものですね。
実家の母の
「4月4日はシアワセの日で大安だから良い」
という半ば無理矢理な理屈を真に受けて
土曜日にもかかわらずノコノコ出かけて行きました。
その帰り道のふたりの会話。
み : シアワセの日といっても
2009年4月4日って9も4も盛りだくさんで
本当に縁起いいのかなぁ。
2人9るしんで4ぬ4ぬ、とか。
つぐ: 29しみあって、という手もある。
み : ・・・
(ふたりで苦しんでもまだ救いはあるが
憎しみあったらオシマイじゃ!)
つぐ: ・・・
(そもそも誰が言い出したんじゃ!)
み : 平成21年4月4日は
2人1ッしょにシアワセ!!
相変わらず前途多難なふたりのようです。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by たびんちゅ at
23:16
│Comments(13)
2009年04月14日
ようやく開通!

だいぶ更新を怠けてしまいました。
なかなか記事の進まないブログに
通ってくれた皆様、どうもありがとうございます。
引っ越してからずっと回線が空くの待っていて
ようやく昨日ネットが開通しました!
これからまたちょくちょく書いていきます。
そんな訳で、引っ越してから今日までブログで書きたいことはいろいろあったのですが
季節ネタばかりなのでもう省略してしまいます。
それで一つ報告を。
先日嫁を迎えることになりました。
これからは(今までもなのだけど・・・)夫婦二人で百姓仕事頑張っていきますので
これからもどうぞ宜しくお願いします。
それから嫁もこれからブログデビューするので
重ねて宜しくお願いします。
なかなか記事の進まないブログに
通ってくれた皆様、どうもありがとうございます。
引っ越してからずっと回線が空くの待っていて
ようやく昨日ネットが開通しました!
これからまたちょくちょく書いていきます。
そんな訳で、引っ越してから今日までブログで書きたいことはいろいろあったのですが
季節ネタばかりなのでもう省略してしまいます。
それで一つ報告を。
先日嫁を迎えることになりました。
これからは(今までもなのだけど・・・)夫婦二人で百姓仕事頑張っていきますので
これからもどうぞ宜しくお願いします。
それから嫁もこれからブログデビューするので
重ねて宜しくお願いします。
Posted by たびんちゅ at
22:22
│Comments(3)