2009年04月26日

種籾、お風呂に入る。

こんにちは。つぐみのみ、です。

先日から水に浸けていた種籾が動き出しました。

発見したのは、一昨日の夜。
水を取り替えていたつぐが
「あら。もう芽を出しているのがあるぞ。
大変だ。今日にも風呂に入れてやんなきゃ」
と言い出したのです。

消毒した種を水に浸けている期間の目安は
水温の積算温度で100℃くらい、と言われています。
つまり、10℃の水に浸けたら…
×10日で100℃という計算です。

初日に測ったら水温が15℃くらいだったので
100℃÷15℃≒7日。
一週間くらいを予定していたのですが、
予定より少し早まったようです。

というわけで、その夜にはお風呂へ。

といっても、お湯に浸けるわけではありません。
だいたい20~25℃くらいの環境で一晩置いて
少しだけ芽が出たような状態に揃えるのです。
これにお風呂場を利用するんですね。
残り湯に台を置き、湯に直接つからないようにして
温めてやります。

翌朝にはぷくっと膨らんで可愛らしくなっていました。

それを今度は新聞紙の上で一日かけて乾かし、
今日になってようやく土の中に播くに至りました。

慣れていればどうということはないことばかりなのでしょうが、
何せ新米農家。
研修先で頂いたレシピを片手に右往左往しているので
手際がまったくなっていません。

やりかけた途中で
「あれが要った、これが要った」とものを探し始めたりする始末で
簡単なことに手間取ります。
やれやれ。

とにかくも、今年もなんとか種籾たちは無事、
土のベッドに召されました。
芽が出てくるのが楽しみです。
(いやいや、もう芽を出してはいるのですが、
土の中から芽が出ているのを発見するのは
いつも格別の喜びなんですよ)。  


Posted by たびんちゅ at 23:29Comments(2)