2008年04月17日
稲作開始!

周りの田んぼでは代かきも終わり、あと数日でお田植えが始まるまでになっていますが、
ビオファームではようやく今年の稲作が始まりました。
田んぼは6畝で自家用程度にしか作りません。まあ遊びのようなものです。
ここでは民間稲作研究所というところの成苗2本植えというやり方。
まだあまり理解していないのでちゃんとしたことは言えないけれど、
田植え機で植える場合20日前後で育てた苗を使うのですが
ここでは45日育苗でかなり大きく育てた苗を2本づつ手で植えて
普通よりも水深を高くする方法。
こうすることで草の生育を抑制し、さらに米ぬかをまいて除草効果を高めるということらしい。
さらに苗2本という少ない本数により(普通4~5本)快適に成育できるそうですよ。
それで今日はまず塩水選。
バケツに比重1.13の塩水(水10ℓに塩2kg)をいれてそこに種籾を入れ、
浮くやつと沈むやつで選別する方法。
沈むやつは実がしっかり育って重いので育苗に適しているのです。

こんな感じで浮いた方をすくいだします。
実際どれくらい沈むのだろうかと期待しながらやってみると・・・
かなりの量が浮いてしまいました、、、。
こんなもんなのかなあと思いつつ浮いたのは食べればいいんだと思い
3kg程使い1kgとりました。
そして取れた1kgを今度は温湯消毒。
これは60℃のお湯に浸し籾についている病原菌を死滅させる方法。
この60℃という温度は菌が死に種は生きるという温度で
これ以上高いと種も死んでしまうという結構際どい温度なのです。
温度計を見ながら慎重に5分浸しました。
それが終わったら水でよく冷ましてこれから1週間ほど水に浸します。
ながなが書いてしまいましたが他の作物と違い、
こんなに細々とやり方が確立されているところを見ると
昔の人の稲作にかける思いは相当なものだったんだなあと感じます。
今の時代、米は作ってもほとんど利益がでないほど価格が低迷し、ついつい敬遠してしまいますが
こうした技術や秋のハザ掛けの美しさはしっかり受け継いでいきたいなと思うのです。
ビオファームではようやく今年の稲作が始まりました。
田んぼは6畝で自家用程度にしか作りません。まあ遊びのようなものです。
ここでは民間稲作研究所というところの成苗2本植えというやり方。
まだあまり理解していないのでちゃんとしたことは言えないけれど、
田植え機で植える場合20日前後で育てた苗を使うのですが
ここでは45日育苗でかなり大きく育てた苗を2本づつ手で植えて
普通よりも水深を高くする方法。
こうすることで草の生育を抑制し、さらに米ぬかをまいて除草効果を高めるということらしい。
さらに苗2本という少ない本数により(普通4~5本)快適に成育できるそうですよ。
それで今日はまず塩水選。
バケツに比重1.13の塩水(水10ℓに塩2kg)をいれてそこに種籾を入れ、
浮くやつと沈むやつで選別する方法。
沈むやつは実がしっかり育って重いので育苗に適しているのです。
こんな感じで浮いた方をすくいだします。
実際どれくらい沈むのだろうかと期待しながらやってみると・・・
かなりの量が浮いてしまいました、、、。
こんなもんなのかなあと思いつつ浮いたのは食べればいいんだと思い
3kg程使い1kgとりました。
そして取れた1kgを今度は温湯消毒。
これは60℃のお湯に浸し籾についている病原菌を死滅させる方法。
この60℃という温度は菌が死に種は生きるという温度で
これ以上高いと種も死んでしまうという結構際どい温度なのです。
温度計を見ながら慎重に5分浸しました。
それが終わったら水でよく冷ましてこれから1週間ほど水に浸します。
ながなが書いてしまいましたが他の作物と違い、
こんなに細々とやり方が確立されているところを見ると
昔の人の稲作にかける思いは相当なものだったんだなあと感じます。
今の時代、米は作ってもほとんど利益がでないほど価格が低迷し、ついつい敬遠してしまいますが
こうした技術や秋のハザ掛けの美しさはしっかり受け継いでいきたいなと思うのです。