2008年05月20日
試行錯誤

今年のトマトはこんな感じでいきます。
ビオファームではトマトを作るのに適したハウスが1棟しかないため
毎年同じ場所で作り続けています。
基本的に作物、特にナス科は同じ場所に作り続けると
年々収量が落ちたり病気が出やすくなると言われていますが
ビオファームではそんなことおかまいなし。
でもやっぱり一昨年、昨年と青枯病という病気が出て少しづつ収量が落ちているので
今年はいろいろ試すことにしました。
ポイントは3つ
1、畝間にネギを植える
2、稲わらマルチをする
3、粉状のカキガラをふりかける
で、
それぞれのねらいは
1、トマトの近くにコンパニオンプランツとしてユリ科の植物を植えると青枯れ病の予防になる効果
2、わらが分解される過程でいろんな微生物、虫が発生して生物が多様化する
3、現代農業に載っていたやり方で、主成分のカルシウムは植物の細胞壁を強くして病原菌の進入を防ぐ。その他カキガラのミネラル分が植物の免疫力を高める。
となってます。
さて効果の程はどうでしょう?今後の生育が楽しみです。
Posted by たびんちゅ at 23:57│Comments(2)
│農業
この記事へのコメント
植物の免疫力を高めてあげるなんて植物Drでもあり、生育過程をお世話するとなると、植物母ちゃんでもあるんだね。植物もヒトも構造の差こそあれ、同じ細胞を持っているわけだから、そこにアプローチしていくわけか。土壌の微生物なんかを含めた循環を上手く利用していったりして。
元気のいいトマトさんが育つといいね!
元気のいいトマトさんが育つといいね!
Posted by くろべぇ at 2008年05月21日 21:27
なるべく育ちやすい環境を作りたいとは思っていますが実はトマトからしてみればいい迷惑なのかもしれません。Dr.なんてとても言えるものではないです・・・。
Posted by たびんちゅ
at 2008年05月22日 22:57
