2009年01月16日

小川町へ

一昨年松木さんが手に入れた土地にバイオガスを作りたいということで
今日は松木さんのお供でバイオガス先進国小川町へ見学。
バイオガスとは生ゴミ、糞尿等をメタン菌による嫌気発酵させて
分解して出来たメタンガスのこと。
このメタンガスは炊事や風呂焚きにも使えるし
分解された残りの液体は肥料にもなります。
そのバイオガス発生装置が大小さまざまな形で小川町にあるのです。

移動中の車内で
ついに動き出したことがよっぽどうれしかったのか
松木さん、買った土地での夢を大いに語る。
レストランを建ててその目の前は自分の畑、
休憩所にはバイオガスで暖めた足湯を作って・・・等々。
そのはしゃぎようはまるで子供の様。
よかよか。
いつも忙しく駆け回っている男の原動力ここにあり。
夢を追う人の姿はかっこいい。

そんなこんなで小川町に到着。
向かった先はNPOふうどの所有するバイオガスプラント













立派です。こんなものをほぼ自分たちの手で作り上げてしまうのだから素晴らしい。
この装置を利用して学校給食の残飯や100世帯ほどの家庭生ゴミを処理し、
出てきたガスは現在ホンダと共同して発電技術の開発中。
これで出来た電気は東電に売ることも可能になるらしい。
液肥は農家さんに配り、その液肥でできた野菜を年に数回家庭ごみを出してくれている世帯に配布。
小さいながらもちゃんとした循環が出来上がっています。

次に向かった先は私の研修していた風の丘ファーム。
ここにも家庭用?バイオガス装置があるんです。
一家族分賄えるほどではないけれど煮炊き料理程のエネルギーと十分な液肥。

バイオガスいいなあ。
将来自分の土地が手に入ったら絶対作ってやろうと思うのでした。
久しぶりの小川町楽しかったです。


  


Posted by たびんちゅ at 23:50Comments(0)ビオファーム